【回復量だけじゃない!】バティスト解説【コンバットメディック】
2盾構成が流行っている今、バティストが強いです。
圧倒的回復力とエリア維持力を持っていて、数少ないヒットスキャン攻撃を持っているサポートヒーローでもあります。
高台へも簡単にアクセスできるので、立ち位置を考えれば非常に安全に立ち回ることができます。
※この記事の適正レート【プラチナまで】
目次
バティスト紹介
ロール サポート
HP 200
エグゾブーツ
しゃがんで力をためることで、より高くジャンプする。
1秒で最大までチャージする。
チャージは1秒間持続する。
最高で9.1mまで飛び上がる。
バイオティックランチャー(攻撃)
ダメージに優れた3点バーストのバイオティック・ランチャー。性能をフルに発揮するには、精度と反動のコントロールが求められる。また、着弾点周囲の味方を回復する弾を射出する回復デバイスとしても機能する。
タイプ 3連バーストヒットスキャン
ダメージ 一発12.5 ~ 25ダメージ
一回の発射あたり37.5 から 75 ダメージ
弾数 45発
リロード時間 1.5秒
ヘッドショット判定 有り
※リロード時、攻撃と回復の両方の弾薬が装填される。
バイオティックランチャー(回復)
タイプ 落下弾道 爆発 プロジェクタイル
回復量 60
弾速 60m/秒
爆発範囲 半径3m
弾数 12
リロード時間 1.5秒
※自分を回復することはできない。
※体力が満タンの味方をすり抜ける。
※リロード時、攻撃と回復の両方の弾薬が装填される。
リジェネ・バースト
回復量 150回復 30/秒
射程 半径10m
詠唱時間 0.3秒
効果時間 5秒
クールダウン 15秒
※このスキルが適応された後、射程範囲から出ても効果が続く。
イモータリティ・フィールド
デバイスを設置し、味方の死亡を防ぐフィールドを展開する。デバイスは破壊可能。
体力 250
効果 範囲内の味方の体力が、最大体力の20%以下にならない。
弾速 60m/秒
効果範囲 半径6m
詠唱時間 0.8秒
効果時間 8秒(デバイス)
8.5秒(効果)
クールダウン 20秒
詳細
※最大体力の20%以下にするダメージを無効化する。よって、ウルトもたまらない。
※最大体力の20%以下であったヒーローは即座に最大体力の20%まで回復する。(その回復量に、味方のアナのバイオティックグレネードが適応される。)
※敵のアナのバイオティックグレネードによって、回復が阻害される。ただし、ダメージを受けることもない。
※デバイスが見えない範囲には適応されない。
※敵のバリアによって効果が分断されない。
※デバイスをソンブラのハックやEMPで無効化できる。ハック状態のデバイスは効果を発揮しない。
バティストの強み
バティストの一番の強みはなんといっても圧倒的回復力と維持力です。
0.95秒ごとに半径3mの味方を60回復しつつ、イモータリティ・フィールドによって絶体絶命のピンチを千載一遇のチャンスにひっくり返す力を持っています。
回復が味方のウルトに還元される、アンプリフィケーション・マトリックスを持っているのでうまくゲームを組み立てることができれば一方的な試合になることもあるでしょう。
運用
- 基本的に味方の近く。バリアの後ろの安全な場所で立ち回りましょう。
- パッシブスキルのエグゾブーツは大切な逃げスキルなので、いつでも押せるようなキーに変更しておきましょう。筆者はマウスのサイドボタンに設定しています。
- 相手の範囲攻撃が味方の戦線を壊しているなら、こちらも範囲回復が必要です。そんな時は、バティストを出すことが選択肢の一つに入ります。
- バティストのスキルはどれも非常に強力ですが、その分クールダウンも長いです。使いどころが大切です。
だからといって、使わずに持っているだけは意味がないので自身の強い時、弱い時をしっかり自覚してメリハリのある立ち回りを心がけましょう。
例えば、リジェネ・バーストの効果中は秒間30回復されるので多少強気に出つつ、効果が切れる時には安全な場所にいるようにする等。
- 回復する必要のない時間を見つけて攻撃に参加しましょう。そういうちょっとした盾割りやダメージが勝敗に直結します。
- 攻撃中は味方の体力がおろそかになりがちです。互いの構成を見て、どれくらいの猶予があるか意識ましょう。
例えば、相手にジャンクラットやウィドウメイカーがいる場合は突然体力が減るので、味方の体力から目が離せません。
- イモータリティ・フィールドを使った時が、チームが最も強くなる時間帯です。このスキルがバティストの強さの9割くらいを占めるので、考えて使うようにしましょう。互いのウルト状況に常に気を配りましょう。
- イモータリティ・フィールドを防衛的に使うのはもちろん強いですが、攻撃的に使うのも非常に強力です。
例えば、ウィンストンが敵陣に飛び込んだときに、着地点に投げてあげることで強気に立ち回ることができます。その結果、相手を有利な陣地を奪うことができます。
- 相手にウィドウメイカーがいるときは、撃ち抜かれないように大ジャンプはなるべく控えめに。
相性の良いヒーロー
全てのスキルが範囲効果なので、味方同士がひしめき合って団子になるような陣形の構成に向いています。
横軸の移動スキルがないので、徒歩勢のタンクと相性が良いです。
各メインタンクごとの立ち回りについても解説します。
オリーサ
最も相性の良いタンクはオリーサです。
オリーサの盾はラインハルトのように盾が出たり引っ込んだりしませんし、900HPもあるので硬いです。
盾がある間はオリーサは被弾しないのでバティストが攻撃に参加する余裕もあります。盾にひびが入ったときくらいに真上に回復を撃っておくと、ちょうど割れた頃に回復弾が落ちてくるので2倍の回復量で戦線を支えることができます。
さらに、ウルトのアンプリフィケーション・マトリックスがオリーサのスーパーチャージャーにつながり、さらにそれが他のウルトにつながるという好循環を作り出すことができます。
ラインハルト
味方がラインハルトの場合は、イモータリティ・フィールドの使い方がキモです。
ラインハルトがハンマーをフンブン振り回すと強い場所に設置してあげましょう。それだけで相手を高台や有利な位置から排除し、有利な陣地を奪うことができます。
コツはラインハルトの少し前に設置することです。そのイモータリティ・フィールドをラインハルトが追い越すように前進することで最大で12m先までのエリアを取ることができます。
慣れてくると、回復阻害状態の味方のラインハルトをエサに敵を引き付け返り討ちにすることもできます。
アンプリフィケーション・マトリックスを通過したファイアストライクは200ダメージ与えるので、相手の後衛を一撃で仕留めることもできます。ラインハルト&ザリア構成の時は、グラビトンサージとコンボするのもアリです。
立ち位置ですが、ラインハルトに近づきすぎると流れ弾で事故死したり、ザリアがラインハルトにバリアを付けようとしたときに横取りしてしまうことがあります。そうならないような位置で立ち回りましょう。
ウィンストン
味方がウィンストンの場合も、イモータリティ・フィールドの使い方がキモです。
ウィンストンがジャンプした場所に投げてあげて時間を稼いでいる間にエグゾブーツをためて高台に上り一緒に戦いましょう。
リジェネ・バーストでウィンストンの近くのエリアをより強固にして陣地を奪いましょう。
ウィンストンと相性の良いヒーローはアンプリフィケーション・マトリックスと相性が悪いことが多いです。
バイオティックランチャーの回復も当てにくいヒーローが多いので、無理そうなら他のサポートヒーローに変えましょう。
シグマ
シグマ&オリーサの場合は非常に相性が良いですが、正直まだよくわかりません。
アンプリフィケーション・マトリックス時にシグマのハイパースフィアが2発とも直撃すると240ダメージ出ますね。程度の認識です。
シグマをメインタンクに据えた構成は味方が流れ弾に当たることが多いのでバティストのウルトがたまりやすいです。
それを味方のダメージヒーローにわたしてあげるのがいいのかなあと思ったりしています。
バスティオン
ダメージヒーローで最も相性が良いのはバスティオンです。
特にオリーサ、バスティオン、バティストの組み合わせは非常に強力です。
バスティオンの固定砲台はとんでもない火力*1がある反面、移動できないので相手の攻撃をもろに食らってしまいます。
その弱点をイモータリティ・フィールドで埋めることができます。さらに、アンプリフィケーション・マトリックスでオリーサ、バスティオン、バティストの攻撃が2倍になると1秒間で1314ダメージ*2を与えることができます。笑っちゃいますね。さらに、マーシーのダメージブーストをバスティオンに繋ぐと1449ダメージになります。オリーサと彼女のバリアをまとめて1秒以内に溶かしきる計算です。
カウンターピック対策
バティストが苦手なヒーローについて。
とくにバーストダメージを出すヒーローが苦手です。
ドゥームフィスト
ワンパンマン。
パンチをチャージしている音を聞いてからエグゾブーツをためても間に合わない。タイミングを見計らって常にぴょんぴょんする心構えが大切。
イモータリティ・フィールドを置いてもどつかれたりして範囲外に動かされるので意味がない。
モイラかファラ&マーシーにしましょう。
ウィドウメイカー
突然味方が死ぬので回復もくそもないが、ドゥームフィストよりかはやりようがあります。
味方のタンクの体力管理が狂わされたときにイモータリティ・フィールドが役に立ちます。
相手のウィドウメイカーがバシバシヘッドショットを抜いてくるときは、常にウィドウメイカーの位置に気を配り、安全な立ち位置を意識しましょう。
ウィドウメイカーの場所がわかったら、味方の盾を使いながら攻撃して牽制しましょう。
前述しましたが、不用意に大ジャンプすると頭を撃ち抜かれるのでウィドウメイカーの射線は常に意識しましょう。
トレーサーとゲンジ
極力孤立しないようにしましょう。
とくに、味方のヒーラーとセットで動くようにしましょう。そうすることで時間を稼ぎながら味方の下へ逃げることができます。
竜撃剣はイモータリティ・フィールドを置いて大ジャンプすると生き延びることができる場合があります。
ゲンジはイモータリティ・フィールドを壊そうとするので、巻き添えにならないように逃げましょう。
負けているときの対策
味方のダイブ構成のタンクヒーローやダメージヒーローをうまく回復できていないなら、他のサポートヒーローに変えるべきです。
もう一人のヒーラーを守ることができないなら、立ち位置を変えたり、相手が来る場所に気をはらいながら立ち回りましょう。
攻撃できるタイミングを見逃していませんか?味方の体力が減っているときは分かりやすいですが、満タンのときは分かりにくいです。しっかり状況を見るようにしましょう。
参考になる有名プレイヤー
ML7ーアナといえば彼。
下記の動画(プレイリスト)はバティストのみでゴールドからグランドマスターまで上り詰めるという企画です。
英語ですが、試合のあとリプレイ機能を使って解説しています。
www.youtube.com