オリーサのおしりのふた

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【初心者講座】オーバーウォッチマクロ講座


オーバーウォッチ初心者講座です。今回は試合の流れについて解説します。

オーバーウォッチの試合の全体の流れをザックリとでもいいので説明できますか?

1つの試合をザックリ切り分けて考えられるようになることで、敵味方のウルト管理や、両チームの有利不利わかるようになります。
その結果、ウルトの使いどころや、使う、使わないの判断がつくようになります。

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目次

ウェーブとは。

オーバーウォッチには攻撃側と防衛側のターンがあり、さらにそれをウェーブという単位で切り分けられます。
ウェーブとは、集合(リグループ)、移動、集団戦のことをまとめてこう言います。

試合の流れ

まずはルールのおさらいです。
オーバーウォッチはキャプチャーポイントやペイロードをめぐって集団戦を繰り返し、勝利ポイントを稼ぎます。
制限時間内に、より多くのポイントを手に入れたチームの勝利です。

ここで大事なのは制限時間と勝利ポイントです。

攻撃側は制限時間内に集団戦に勝てば勝利ポイントが手に入り、追加の時間がもらえます。
攻撃側の目的は勝利ポイントを稼ぐことです。

防衛側は一度も負けられない代わりに、あらかじめ有利な位置に陣取って戦うことができます。
防衛側の目的は攻撃側の時間を奪うことです。




攻撃側と防衛側の目的

時間を失わないために、集団戦の負けが決定的になったらすぐにデスするか生きて帰るかを判断しましょう。リスポーン*1の時間をそろえることで、リグループの時間を節約できます。
最悪なのは敵陣で孤立したり、ダラダラと生き残ってデスすることです。
また、不利な状況で無理やり戦いにいかないようにしましょう。集団戦前に1人でも欠けたときは安全な位置にまで下がってしっかり6人集合し、戦いにいきましょう。リグループ中のデスは戦犯です。

逆に防衛側は、相手をバラバラに倒すと時間を奪うことができます。
例えば、最後に生き残ったハナ・ソング*2を生かさず殺さず、アナのスリープダーツやソンブラのハックなどで時間をたっぷりつかって倒すとよいでしょう。

試合の組み立て方

おおよそ1ウェーブ1分です。最初の制限時間は4分なので防衛側は4回とオーバータイムを守り切れば完封できることになります。
そして、2~3回目のウェーブからはウルトを使った集団戦になります。

相手のウルト状況を把握するために、相手の誰がどの程度ウルトがたまってそうかを予測しましょう。
また、味方のウルト状況を確認し、相手のウルトに誰のスキルやウルトで対処するか。自分はどう戦うかまで考えましょう。
互いのリグループ中であればTabキーを押す余裕があるかと思います。その時間をどれだけ有効活用できるかで勝敗が分かれます。

ウェーブをさらに切り分けることができます。
リグループフェイズ、移動フェイズ、集団戦フェイズです。

  • リグループフェイズ

集団戦の勝敗が決定的になってから、全員が集まるまでの時間をいいます。
この時間の長さが集団戦の回数に直結します。集団戦の勝者はなるべくこのリグループフェイズを長引かせましょう。

例をだして説明しますね。
〇攻撃側が集団戦に勝った場合。
キングスロウ ペイロードA攻撃側。ラインハルト
キャプチャーポイントAの集団戦に勝ちました。ラインハルトのあなたはどうしてますか?
まさか呑気にキャプチャーポイントを取り、ペイロードを押してませんよね?
あなたはキャプチャーポイントやペイロードをヒーラーに任せて、味方のザリアやダメージヒーローとともに前線を押すべきです。
この時間帯はリスポーン位置もタイミングもばらけますし、防衛側も油断しやすいです。
そこを突くことで防衛側のリスポーンのタイミングをずらし、常に人数有利の戦いを続けることができます。
時には6vs6の集団戦なしで勝利ポイントを稼ぐこともできます。
このような試合の流れになると、攻撃側のウルトが刺さり続け、防衛側のウルトが全くたまらず、使うタイミングもないままゴールまでたどり着くことになるでしょう。ほぼノンストップでゴールするので多くの時間を残したままターンを返すことができます。






〇防衛側が集団戦に勝った場合
ヴォルスカヤインダストリー A防衛側


最初の門のところ(画像赤丸の辺り)で3人倒して勝利が決定的となりました。
チームに余力があるなら、すぐさま残党狩りをしましょう。
そうすることで、リスポーンの時間をずらし、ウルトでも優位をとれます。
ただし、長居は禁物です。生き残った相手はリスポーン側に下がるので合流するのも早くなります。
もし、長居して相手のリスポーンの目の前で負けてしまってもまだチャンスはあります。
攻撃側はそこからキャプチャーポイントに移動して勝利ポイントを取らねばなりません。時間がかかるのです。その間に、生き残った味方とリスポーンした味方が合流できたらキャプチャーポイント内での集団戦に持ち込めるかもしれません。
負ける場所も大切です。




  • 移動フェイズ

チーム全体がそろってから集団戦が始まるまでを言います。
この時間に有利を取ることができると集団戦にも勝てるでしょう。
見逃されがちですが移動中の陣形が集団戦の勝敗を左右します。
これも例を挙げて説明しますね。

〇アヌビスAの攻撃側。
ラインハルトが左ルートを選択したときに狭い入口付近で立ち止まって攻撃してませんか?その入口は火力が集中しやすいうえに、キルも取りにくい場所なので非常に危険な場所です。
そこに長居してしまうと、ラインハルトの盾やザリアのバリアが無駄に消費されてしまいます。
そのあと大ヒールパックの部屋から出るときにもラインハルトの盾が必要になります。この時に盾のHPが少ないと防衛側に押し込まれ負けてしまいます。
移動するときは移動する、攻撃するときは攻撃する。メリハリのある立ち回りをすることで最小のリスクで最大のリターンを得ることができます。

  • 集団戦フェイズ

集団戦。まさにオーバーウォッチの醍醐味ですね。
多くのプレイヤーはこのフェイズにばかり注目してしまいがちですが、戦う前に勝敗が決していることもよくあります。
移動フェイズで重要なスキルを使った時、甘い立ち位置をとがめられた時、人数差ができた時に始まることが多いです。





最後に

いかがでしたでしょうか。
以上のことから戦場の有利不利を感じ取り、押し引きできるようになればきっと勝率が上がるはずです。

あなたのオーバーウォッチライフが素敵でありますように。

*1:復活すること

*2:D.VAのパイロット