オリーサのおしりのふた

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これでメインタンクが楽しくなる!タンク入門

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おはこんばんにちわ!Silverback86です!
オーバーウォッチの圧倒的不人気ロールといえば、そう。メインタンクですね。




以下のような悩みや疑問をもつあなたに向けた記事です。

  • そもそもメインタンクの役割がわからない。
  • 役に立ってる気がしない。
  • タンクって何をすればいいの?
  • 相手にボコボコに殴られて、スタン、スリープ、ノックバックと相手からの嫌がらせを一身に受けるので楽しくない!
  • キルできないからつまらない!
  • プラチナレート*1以下のプレイヤー

この記事ではメインタンクの役割、立ち回り、考え方などについて解説します。これを読み終えたあなたは立派なメインタンクプレイヤーです。

はじめに

メインタンクはチームの最前線で味方を先導し、戦線を管理する非常に重要なロールです。このロールをやりこむことでオーバーウォッチの理解度が飛躍的に上がります。

 また、相手タンクとの読みあいなど痺れるような心理戦が楽しめるロールです。
不人気ロールだからこそ、相手との差が生まれやすいので是非この記事を参考に練習してみてください。

これから、メインタンクの基礎の基礎をすべて公開します。







メインタンクの役割

タンクの分類

そもそも、メインタンクとサブタンクとはどのように分類するのでしょう。
メインタンクは複数の味方に安全地帯を提供できるタンクヒーローを言います。逆に、一人の味方を守ることができるのがサブタンクです。




エリアを取ること。

メインタンクの一番の役割は味方が動きやすく、相手が動きにくい状況を作ることです。
特に味方のダメージヒーローに快適な空間を与えることが重要です。


エリアを取るとは、相手に課題を与え続けること。

 「エリアを取る」つまり、味方が動きやすく、相手が動きにくい状況とはどういうふうに作り出せばよいのでしょう。

それは、相手に対処すべき課題を与え続けることです。

 代表的なメインタンクである、ラインハルトを例に説明します。
ラインハルトの場合は「盾を構えて前進し、相手の至近距離にまで近づくこと。」これが対処すべき課題です。
至近距離に迫ったラインハルトのロケットハンマーによる制圧力は相当なもので、前方半径5mに75ダメージゾーンを作り出します。
複数人に75ダメージを継続的に与え続けることで相手の回復が間に合わなくなりキルが発生します。

こうならないために、相手は何ができるでしょうか。相手の立場になって考えてみましょう。

  • ラインハルトの盾を割る。

 ラインハルトに近づかれる前に盾を壊せばもう怖くありません。盾を失ったラインハルトはただの的に成り下がります。しかし、盾を攻撃している間は他のヒーローにダメージを与えられないのでキルも発生しません。

  • 距離を取る

ラインハルトが近づいて来るならその分後ろに下がれば近づけないよね。
 距離を取るために後ろに下がり陣地を明け渡します。その結果、ダメージは受けませんがペイロードやキャプチャーポイントから離れ、勝利から遠ざかってしまいます。
さらに、ダメージヒーローやヒーラーの居場所が失われ、危険に晒されます。



 どうでしょうか、想像してみてください。
味方は有利な立ち位置を広く使え、相手は不利な立ち位置に追い込まれていますね。
これがエリアを取るということです。
このような状況を維持するだけで自然とキルが発生し、集団戦に勝ち、試合にも勝つことができます。
各メインタンクがどのようにエリアを取るのか考えてみてください。

味方のキルは俺のおかげ。味方がデスしないのも俺のおかげ。俺のキルは俺のものです。










集団戦のきっかけを作ること。



上から失礼しますよ。(メガネクイー)


 集団戦のきっかけを作るのも、メインタンクの役割です。
 お互いに見合っているだけでは何も始まりません。ウィンストンのジャンプパック、ラインハルトのチャージやアースシャターで集団戦のきっかけを作りましょう。このような集団戦のきっかけを作るスキルをエンゲージスキルといいます。

 味方はあなたのエンゲージスキルを待っています。戦況を注視しつつ、ここぞという瞬間に素早く集団戦をしかけましょう。基本的に先手を取ったほうが有利です。

  • 集団戦のタイミング~差に注目する~

 とはいえ、初心者のうちはいつ戦いに行けばいいかわからないという方も多いでしょう。
相手がどんなスキルを使ったか観察してください。
アナのスリープダーツやバイオティックグレネード、メイのクリオフリーズ、ザリアのパーティクルバリアのような自身を守るスキルを使った後が分かりやすいですね。
マクリーのフラッシュバンやロードホッグのフックのような、深入りしたときにデスにつながるスキルを使った後もいいです。
ヒーローの強みであるスキルを使った後というのは、そのヒーローの持ち味を十分に発揮できません。
それ以外にも、相手の甘い位置にはみ出したヒーローを味方と一緒に狙うのも良いでしょう。
 相手チームの構成を観察し、強みや弱みを見つけ、そこを突くことが大切です。
なので、常に観察し、考え続けてください。

各プレイヤーの力量やヒーローの盾割り能力、キル能力、移動能力、射程範囲などなど互いのチームには必ずがあります。
相手の下手なプレイヤーにウィンストンで飛び込み徹底的にいじめぬいて人数差を作ったり、逆に味方のダメージヒーローが弱い場合は相手のダメージヒーローを無効化するような陣地をとることで不利を埋めるなどです。

チームを管理する~ウェーブとリグループ~

ウェーブを管理し、リグループを促すのもメインタンクの役割です。
ウェーブ、リグループ。よくわからない単語が出てきましたね。

  • ウェーブ

6人で集まって戦場に行き、集団戦をし、仕切り直す。
この一連の流れをウェーブと呼びます。
1つの試合をこのウェーブという単位で切り分けられます。

  • リグループ

 チームメイトが集合することをリグループといいます。

 ご存知の通りオーバーウォッチは6vs6で対戦するゲームです。
これが6vs5だと5のほうが不利ですね。
タンクやヒーラーが一人欠けるとダメージを引き受けきれなくなり、ダメージヒーローが一人欠けると火力不足で攻めきれません。
不利な状況で戦っても勝てる見込みはありません。
少なくとも、お互いに同じくらいの戦力で戦い始めるためにリグループが必要なのです。

 上述した通り、メインタンクは集団戦のきっかけを作るのが役割です。
逆にいってしまえばメインタンクが何もしなければ、味方はなにもできないのです。
ウェーブの境目を見極めリグループを促すことで時間を節約でき、ひいては試合を優位に運ぶことができます。
これができるようになるだけでプラチナ*2くらいまでは行けるでしょう。
とはいえ、「ウェーブとウェーブの境目」というのを見極めるのが初心者には難しいと思います。(低レートほどウェーブとウェーブの境目が曖昧でダラダラと集団戦をして時間を失うことが多いです。)


例えば以下のような経験ありませんか。


あなたがリスポーン*3したとき、「前線でヒーラーが敵に囲まれてる!助けに行かなきゃ!」と急いだものの間に合わず、デスしてしまっていた。あなたは敵に見つかり袋叩きにされ、なにもできずにデスしてしまう。


 あるあるだと思います。
 その前線は前のウェーブです。あなたや先にリスポーンした味方が合流した時の人数差を予想してください。
人数不利になりそうなら、そのヒーラーたちを見捨てて次のウェーブ。人数が同じか有利で勝ち目がありそうなら急いで合流しましょう。

 他にもこんな経験があると思います。


「6vs6の状況で味方のアナが相手のウィドウメイカーにヘッドショットを撃ち抜かれデスしたにもかかわらず、味方のメインタンクが無理やり前に出てデス。戦線が崩壊し集団戦に負ける。」


 アナを待つべきかこのまま行くべきか。迷いますよね。


「正解はアナを待つ」です。


攻撃側ならダメージを受けないような場所で隠れて待つ。
防衛側なら少し下がって被弾を減らし耐えること。
アナが合流したら真っ先に回復が届く場所にいるのがいいです。
このように攻めるとき、耐えるとき、下がるときが分かるようになるとぐんと勝率が上がるでしょう。

ダメージやスキルを引き受けること。


Don't worry my friends.I AM YOUR SHIELD!


ということで、味方の代わりにダメージやスキルを引き受けましょう。
タンクヒーローの体力は他のヒーローより多く、さらに自身を守るスキルを持っているので多少のダメージでは死にません。
このことがタンクヒーローのタンクたる所以です。
 タンクがダメージや相手のスキルを受け、耐えただけ味方のデスやチームが不利を背負うのを阻止したことになります。
ただし、自分の体力管理を忘れないようにしましょう。



最後に

有利な戦況ではメインタンクであっても火力を出し、キルを生み出すことができます。
この記事によってあなたのオーバーウォッチが楽しくなれば幸いです。

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*1:~2999

*2:2500~

*3:復活すること。